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第20話『死闘! ホワイト・ベース』 機動戦士ガンダム全話レビュー

機動戦士ガンダム 5 [DVD]

アムロ「あのランバ・ラルって人、必ず攻めてくるよ。ザクやグフがなければなおさらあの人は来るんだ。絶対に」
リュウ「来たら来たでいい。その時はガンダムに乗る。で、お前はどうする?」
アムロ「ホワイトベースを降りてもいいと思っています」
リュウ「本気か?」
アムロ「ええ。いけませんか? どうせみんな気まずくなったんだし

前回、独居房に入れられたアムロは「僕はあの人に勝ちたい」と、考えを改めたかに思えたのですが、まだ腐っていました(笑) ホワイトベース降りたらランバ・ラルに勝てないじゃん。

一方、ブリッジではハヤトやカイがアムロの処遇についてブライトに問いただします。

ハヤト「すいません、アムロの事なんですけど。ブライトさん、彼をはずすつもりないんでしょ?」
ブライト「なぜそう思う?」
ハヤト「独房に入れるって事はアムロの反省をうながしているわけで、つまりあてにしている」
セイラ「そうね」
ミライ「もともとアムロをはずそうと言い出したのはブライトだけど、どうなの?」
ブライト「アムロはガンダムを持ってジオンに逃げたってよかったはずだ。それをしなかったのはなぜかと考えてみたのさ。そしたら・・・」
カイ「望みが持てそうってのかい?」
ブライト「ああ」

とりあえずはブライトの態度は軟化してきているようです。ただ、カイやハヤトはアムロだけ特別扱いされている気がしているようで、おもしろくありません。

ジオン公国軍 ランバ・ラル独立遊撃セット

クランプ「ラル大尉、ドズル閣下からの電文です。マ・クベ閣下から中継していただきました」
ラル「ハモン、いいニュースだ。陸上タイプのモビルスーツ、ドムを3機まわしてくれるそうだ
ハモン「ドム? あの重モビルスーツ?」
ラル「ハモン、移動するぞ。ドムを受け取ったら我々はただちに木馬に攻撃をかける」

前回グフを失ったランバ・ラル隊に吉報が入りました。新型モビルスーツ「ドム」、しかも3機も。これはホワイトベース大ピンチですね。しかし、1人、何か物騒なことを考えている人がいるようです。

マ・クベ「ランバ・ラルはこの辺りの私の鉱山を知りすぎた。キシリア様がジオンを支配する時にこの鉱山は役立つ。実態はギレン様にも知らす訳にはゆかんのだ」
ウラガン「はっ」
マ・クベ「次の手はわかってるな?」

さて、寝ていたリュウがセイラに叩き起こされました。ハヤト、カイ、ハワード、マクシミリアンの4人がホワイトベースを出ていってしまいまったのです。冒頭の、アムロへの待遇に対する不満が爆発してしまったようです。4人のことはリュウがバギーで追いかけることになりましたが、相変わらず人材少ないですよね。というか、アムロといい、こいつらといい、簡単に脱走できる軍艦というのも困ったもんですね。ブリッジから出口をロックできないもんなんでしょうか。

ランバ・ラルはドムの到着を待っていましたが、約束の時間から30分以上過ぎてしまっています。やっと来たかと思えば、マ・クベの部下のウラガンでした。

ランバ・ラル「・・・ド、ドムは届かぬと言うのか?」
ウラガン「は、まことに残念です。我がマ・クベ部隊の援護も間に合わず、中央アジアに入る直前で補給船は撃破されて・・・ドムは・・・」
ラル「いや、このランバ・ラル、たとえ素手でも任務はやり遂げてみせるとマ・クベ殿にはお伝えください」
ウラガン『なるほど、いくさ馬鹿とはこういう男のことを言う・・・』

なんと、ランバ・ラル隊に配備される予定だったドムが輸送中に破壊されてしまったそうです。まあ、これは先ほどマ・クベが考えたランバ・ラルを亡き者にしようとする陰謀で、真っ赤な嘘なわけなんですが。

ハモン「で、どうなさいます?」
ラル「お前の言う通りになったな。補給戦力をあてにせず、元々ゲリラ屋の私の戦法でいこう。どうだ? クランプ」
クランプ「その方が兵どもも喜びます、隊長」

ランバ・ラル隊の戦力はギャロップとザク1機。あとは兵員輸送用の戦車「キュイ」が2両。ギャロップとザクが囮となって、ランバ・ラル隊とクランプ隊がキュイでホワイトベースに肉薄して取り付いて乗っ取る作戦です。まあ、ランバ・ラルたちには知る由もないでしょうが、ホワイトベースでは今まさにカイたちが脱走中ですし、アムロがガンダム勝手に持ち出して脱走できるくらい手薄な状況。出ていくことが簡単なら、入るのも簡単でしょう。内情さえ知っていればヘタにザクなどで接近するよりも、こっそり侵入するのが一番簡単でしょうね(笑) まあ、さすがにそこまで把握できているわけではないので、ザクなどを囮としてその隙に入り込む作戦を立てました。

ランバ・ラル「この風、この肌触りこそ戦争よ!」

リュウはようやく脱走したカイたちに追いつきます。リュウが力づくで説得しようとしますが、あまり効果はなさそうです。その時、作戦を開始したギャロップがホワイトベースのある方向へ走っていくのを目にしました。ホワイトベースのピンチと見て、リュウはホワイトベースへ戻ります。カイたちも少し考え、結局戻ることにしました。仲間のピンチ程度で戻るんなら、何のために脱走を決心したんでしょうね。相変わらずこの人たちの考えはよくわかりません(笑)

ギャロップとザクがホワイトベースに接近、迎撃開始です。セイラがガンダムで出撃することになりました。ブライトはアムロを独房から出して、左舷の機銃を担当するように指示します。まあ、カイやハヤトは脱走中、リュウに連れ戻させに行かせたので、ガンダムに限らずモビルスーツを操縦できる人がセイラくらいしかいない、という状況なので。でも、結局アムロを出すならセイラにガンキャノンあたりで出撃させておいて、アムロが後からガンダムで出撃させる方が理にかなっているような気がしますが。まあ、いいや。

ジオン軍揚兵戦車 キュイ

セイラがザクを仕留めますが、ちょうどそのころランバ・ラルたちのキュイがホワイトベースに接近、兵たちがジェットパックで飛んでホワイトベースに取りつきました。白兵戦です。

機関銃と手榴弾での銃撃戦。ランバ・ラルたちはホワイトベース内に首尾よく侵入しました。狙いはサブブリッジの占領のようです。セイラもガンダムの武器ではホワイトベースを破壊しかねないので手が出せません。とりあえず手でプチプチ潰せばいいのに(笑) とりあえずブライトはセイラとアムロの交代を命じます。

ブライト「ガンダムをセイラとセイラと代われ。第二ブリッジの敵をガンダムで撃退する」
アムロ「どうやって?」
ブライト「ホワイトベースを壊してもだ!」

壊してもいいなら今乗ってるセイラにやらせりゃいいのに。交代させてる時間が惜しいと思います(笑)

ジオン兵「しかし、妙だとは思いませんか? 少年兵ばかりというのはどうも・・・」
ラル「どこも人手不足だからな。開くぞ」

煙幕を張って難なく第二ブリッジに潜入成功です。素人兵相手じゃちょろいもんですね。メインブリッジのコントロール回路を切って、船を完全に乗っ取る計画です。

そこへセイラが何の警戒もせず早足で入ってきました。ランバ・ラルにあっさりと銃口を突き付けられてしまいましたよ。敵がいることくらい予想できるでしょうに。『24』のジャック・バウアーみたいに銃を構えつつ入ってこないと(笑)

セイラさん大ピンチ・・・と思ったんですが、どうもランバ・ラルの様子が変です。

ランバ・ラル「あっ!・・・ひ、姫・・・姫様か?」
セイラ「・・・?」
ランバ・ラル「間違いない、アルテイシア様に違いないな? 私をお忘れか? あなたの父上、ジオン・ダイクン様に御仕えしたジンバ・ラルの息子、ランバ・ラルです!

セイラも思い出したようです。ランバ・ラルに抱き上げられた幼少のセイラ。今とほとんど同じ髪型です。これならランバ・ラルがあっという間に思い出すのも当然。子供の頃と違う髪形だったら撃たれてたかもしれませんね!(笑)

セイラ「・・・アルテイシアと知ってなぜ銃を向けるか!」
ラル「はっ・・・やはり! で、ではなぜ?」
リュウ「セイラ、退け! ぬおーっ!」

銃を撃ちながらリュウが突っ込んできました。ランバ・ラルは左腕を撃たれながらも反撃、リュウの腹を打ち抜きました。
セイラ「ランバ・ラル、退きなさい!」
ラル「ひ、姫様!」
ブライト「アムロ、聞こえるか? 第二ブリッジを占領された。撃破してくれ!」
アムロ「了解!」

第二ブリッジに立てこもったランバ・ラルたちですが、敗北は時間の問題のようです。

ランバ・ラル「お前達は退け。作戦は失敗だ」
ハモン「あなた!」
ランバ・ラル「ハモン、すまぬ。木馬をギャロップで撃破してくれ。ランバ・ラル、戦いの中で戦いを忘れた・・・アルテイシア様が・・・」
ハモン「どうなさったのです?」
ジオン兵「わあっ!」

ガンダムがビームジャベリンで第二ブリッジの壁を破壊し、ラルたちは吹き飛ばされてしまいました。最期と悟ったランバ・ラルはガンダムが空けた壁の方へとヨロヨロと歩いていきます。ブライトやセイラたちもドアをこじ開けて入ってきました。

ランバ・ラル「君達は立派に戦ってきた。だが、兵士の定めがどういうものかよく見ておくんだな」

ラルは手榴弾を抱えて飛び降ります。ガンダムの手の平の上で爆発。ランバ・ラル戦死。

直後、クラウレ・ハモンのギャロップが最後の攻撃を仕掛けますが、ガンダムのビームジャベリンに貫かれ、ギャロップも失ってしまいました。ランバ・ラル亡き後、彼女はこの後どうするのでしょうか。

つづく。

ランバ・ラル、ついに最期となってしまいました。このシーンは劇場版のセリフがかっこいいんですよね。「戦いに敗れるということは、こういうことだー!」って。最期の言葉がちょっと物足らない感じではあります。セイラの過去についてもちょっとずつ明らかになってきましたね。

機動戦士ガンダム 第20話『死闘! ホワイト・ベース』 1979/08/18放送



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『機動戦士ガンダム』TV版全43話 無料視聴開始!

当ブログでも今日から「機動戦士ガンダム」のテレビ版全43話を、1日1話ずつ無料配信したいと思います。

上のブログパーツに再生ボタンが表示されたら再生可能です。

2009年7月20日から8月31日まで、毎日1話ずつ見ることができます。毎日切り替わるので前の日の分は見ることはできませんのでご注意ください。
バンダイチャンネル のB-CH Player を使用して視聴が可能です。
※動作にはAdobe Flash Player 10以上が必要です。

配信予定(リンクは当ブログでレビュー済)

タイトル 配信日
1 ガンダム大地に立つ!! 2009/07/20
2 ガンダム破壊命令 2009/07/21
3 敵の補給艦を叩け! 2009/07/22
4 ルナツー脱出作戦 2009/07/23
5 大気圏突入 2009/07/24
6 ガルマ出撃す 2009/07/25
7 コアファイター脱出せよ 2009/07/26
8 戦場は荒野 2009/07/27
9 翔べ! ガンダム 2009/07/28
10 ガルマ散る 2009/07/29
11 イセリナ,恋のあと 2009/07/30
12 ジオンの脅威 2009/07/31
13 再会,母よ… 2009/08/01
14 時間よ,とまれ 2009/08/02
15 ククルス・ドアンの島 2009/08/03
16 セイラ出撃 2009/08/04
17 アムロ脱走 2009/08/05
18 灼熱のアッザム・リーダー 2009/08/06
19 ランバ・ラル特攻! 2009/08/07
20 死闘! ホワイト・ベース 2009/08/08
21 激闘は憎しみ深く 2009/08/09
22 マ・クベ包囲網を破れ! 2009/08/10
23 マチルダ救出作戦 2009/08/11
24 迫撃! トリプル・ドム 2009/08/12
25 オデッサの激戦 2009/08/13
26 復活のシャア 2009/08/14
27 女スパイ潜入! 2009/08/15
28 大西洋、血に染めて 2009/08/16
29 ジャブローに散る! 2009/08/17
30 小さな防衛線 2009/08/18
31 ザンジバル、追撃! 2009/08/19
32 強行突破作戦 2009/08/20
33 コンスコン強襲 2009/08/21
34 宿命の出会い 2009/08/22
35 ソロモン攻略戦 2009/08/23
36 恐怖! 機動ビグ・ザム 2009/08/24
37 テキサスの攻防 2009/08/25
38 再会、シャアとセイラ 2009/08/26
39 ニュータイプ、シャリア・ブル 2009/08/27
40 エルメスのララァ 2009/08/28
41 光る宇宙 2009/08/29
42 宇宙要塞ア・バオア・クー 2009/08/30
43 脱出 2009/08/31

機動戦士ガンダムDVD-BOX 1 特典フィギュア付(完全初回限定生産)

機動戦士ガンダムDVD-BOX 1 特典フィギュア付(完全初回限定生産)
1話『ガンダム大地に立つ!!』~24話『迫撃! トリプル・ドム』収録

機動戦士ガンダムDVD-BOX 2

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25話『オデッサの激戦』~43話『脱出』(最終話)収録

機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス [DVD]

機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス [DVD]
劇場版3部作収録

  • 『機動戦士ガンダム』
  • 『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』
  • 『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙(そら)編』

BANDAICHANNEL – バンダイチャンネル

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7月20日からガンダムTV版無料配信

バンダイチャンネルで7月20日から「機動戦士ガンダム」のテレビ版全43話を、1日1話ずつ無料配信するそうです。このサイトでも今、ようやく19話までレビューしたところなんですが、興味のある方はぜひご覧ください(笑)

ファーストガンダム全43話を無料配信 20日から1日1話ずつ – ITmedia News(2009-07-15)

バンダイチャンネルは、「ファーストガンダム」と呼ばれるシリーズ第1作「機動戦士ガンダム」のテレビ版全43話を7月20日から1日1話ずつ無料配信する。動画配信にFlash方式を採用し、グループの通販サイトと連動させた形で行う。

 ファーストガンダム放映から30周年を記念した企画の1つ。配信帯域は384Kbps/784Kbps/1.5Mbpsから選べる。

 配信には同社のプレーヤー「BCH Player」を活用。「ララビットマーケット」などECサイトからの商品紹介も表示される形で配信する。個人ユーザーのWebサイトやブログへの動画貼り付けも行え、商品が販売されればリンクシェアのアフィリエイトプログラムを通じて報酬を還元する仕組みも用意した。

 動画配信はFlash Media Serverにより、著作権を保護しながら安全に動画を配信できるとしている。

とり急ぎ紹介しましたが、視聴にはバンダイチャンネル「BCH Player」というものをダウンロードする必要があるようです、それがガンダムの配信と同時、7月20日からダウンロードできる?みたいですね。まだ入手はできないようです。というか、ブログパーツって書いてあるから、とりあえずこのブログで見れるようにすりゃいいってだけかな、僕が登録すればいいだけっぽいですね。なんかちょっと読んだだけではよくわからなかったので、もう少し調べてみたいと思います。

これは続報したいと思います。

(2009-07-20追記)当ブログでもこちらで視聴できるようにしました!

BANDAICHANNEL – バンダイチャンネル

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第19話『ランバ・ラル特攻!』 機動戦士ガンダム全話レビュー

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アムロ「水を飲ませてくれませんか」
老人「余分はないな。すぐ町だ、そこで買え」

脱走生活も数日を経たのか、ガンダムに積んである食糧も底を尽きたと思われます。町に到着し、アムロは食事を取れる店にはいりました。アムロがなんだか硬くてまずそうなパンと格闘していると、そこへジオン兵が数人やってきたのでした。

ジオン兵「おやじ、休ませてもらうぞ。13人だ。ハモン様、こちらへ」

アムロは店の中に入ってきた金髪の女性と目が合います。

ラル「オヤジ、まずはうまい水をくれ!」

やってきたのはランバ・ラル隊でした。

ラル「みんな、座れ座れ。何を食ってもいいぞ。作戦前の最後の食事だ」
店主「あ、あの、このソドンは中立地帯でございますので戦争は・・・」
ラル「他でやる、心配するな」
ハモン「何もないのね。できる物を14人分ね」

せっかくラル隊長が何を食ってもいいといってくれたのに、何もないそうです。残念。まあ、こんな砂漠の町の食い物屋に潤沢に食料があるはずがないのですが。それよりも、13人のはずですが、ハモンさんは14人分注文しましたね。

ラル「1人多いぞ、ハモン」
ハモン「あの少年にも」
ラル「ん? あんな子が欲しいのか?」
ハモン「ふふ。そうね」

部下たちの前でなんて刺激的な会話でしょう(笑)

アムロ「あの、なんていうか、ご好意は嬉しいんですけど、僕にはいただけません」
ハモン「なぜ?」
アムロ「あなたに物を恵んでもらう理由がありませんので」

まあ、そりゃ、店に入ってきた時に目を合わせただけなのにおごられてしまうというのも気味が悪いですよね。

クラウレ・ハモン

ラル「ハハハハッ。ハモン、一本やられたな、この小僧に!」
ハモン「君の事をあたしが気に入ったからなんだけど、理由にならないかしら?」

ええ・・・あんまり・・・(-_-;

アムロ「僕、乞食じゃありませんし」
ラル 「気に入ったぞ、小僧。それだけはっきりものを言うとはな」

まったくです。きょう日、マスコミなんて「乞食」という言葉自体NGにしてしまっていますもんね。あと、「障がい者」とか平仮名にしたりとかするのも個人的に違和感ありまくりでかえって差別を助長しているような印象すら持ってしまいます。言葉狩りっていうんですか、どうにも釈然としませんね・・・って話が横道にそれてしまいました(^^;

ラル「ハモンだけのおごりじゃない、わしからもおごらせてもらうよ。なら食っていけるだろう? ん?」

え? つまり、2人分おごり? それはさすがに食べきれない気が・・・。

ジオン兵「隊長、怪しい奴を捕まえました」
ラル「スパイか?」

なんと、アムロを探しにきたフラウ・ボゥが捕らえられてしまいました。さらに、それを見たアムロが「フラウ・ボゥ!?」と名前を呼んでしまいました。相変わらず迂闊すぎです。

ハモン「あなたのお友達ね?」
アムロ「え、ええ・・・」

しかも、フラウ・ボゥは連邦の制服を着たまま出てきたので、アムロの素性もある程度バレてしまいました。

ラル「放してやれ」
ジオン兵「いや、しかし・・・」
ラル「いいから」

ランバ・ラルはアムロに近寄ります。

ラル「いい目をしているな」

おもむろにランバ・ラルはアムロのマントをめくり、アムロがこの状況で銃を抜いていることを確認します。

アムロ「・・・」
ラル「フフフ、それにしてもいい度胸だ。ますます気に入ったよ。アムロとかいったな?」
アムロ「はい」
ラル「しかし、戦場で会ったらこうはいかんぞ。頑張れよ、アムロ君」
アムロ「は、はい、ラ、ランバ・ラルさんも、ハモンさんも、ありがとうございました」

フラウ・ボゥを連れてそそくさと店を出ていくアムロ。アムロの分のお勘定はたぶん、ラル大尉が払っておいてくれるでしょう。

ラル「おい。あとをつけろ、ゼイガン。この近くにいる連邦軍となれば木馬ぐらいしかおらんはずだ」

アムロは途中でバギーを降り、フラウ・ボゥと別れます。まだホワイトベースには戻る気はないようです。フラウ・ボゥはそのままホワイトベースに戻り、グフを見たことをブライトたちに伝えますが、まんまと尾行されてホワイトベースはゼイガンに見つかってしまうのでした。

木馬発見の報告を受けてランバ・ラルのグフとザク1機が出撃。グフたちが砂漠で寝転ぶアムロの頭上を飛んで行きました。

アムロ「ホワイトベースを見つけたのか? フラウ・ボゥがつけられたんだ!」

ホワイトベースからはガンキャノンとガンタンクが応戦しますが、大して役に立ちません。ホワイトベース後方に回ったザクをミライが機転をきかせ全速前進させてジェット噴射を浴びせて撃破したり、ホワイトベースに張り付いたグフを背面飛行で振り落としたりと孤軍奮闘です。

MS-07B グフ

やっとガンダムが到着し、グフと一騎打ちになります。ガンダムのビームライフルでの射撃を上体だけ動かしてよけるグフ。

ラル「正確な射撃だ。それゆえコンピューターには予想しやすい」

そうは言ってもかなりリスキーな避け方だと思うけど。

ガンダムとグフはビームサーベルで斬り合い、偶然にもお互いのコクピット付近の装甲が切られて、操縦席がむき出しになります。グフが薙ぎ払ったところをガンダムが間一髪でしゃがんで避け、グフの両腕を切断します。勝負はガンダムの勝ちです。同時に双方の操縦席から相手の姿が確認できるほど接近していました。お互いの姿を確認する2人。

アムロ「・・・やっぱり」
ラル「お、お前は? さっきの坊やか。ア、アムロとかいったな!」

そのままガンダムはグフのバックパックをビームサーベルで突き刺します。爆発寸前でランバ・ラルはガンダムにワイヤーをひっかけて脱出します。

ラル「見事だな。しかし小僧、自分の力で勝ったのではないぞ。そのモビルスーツの性能のおかげだという事を忘れるな!」
アムロ「ま、負け惜しみを!」

グフの爆風にまぎれてランバ・ラルは逃げ切りました。アムロはホワイトベースに戻ることになりましたが、当然ながら脱走の罪で独房に入れられます。

ブライト「どんな理由があろうとチームワークを乱した罪は罪だ」
アムロ「一方的すぎます、僕だって好きでホワイトベースを降りたんじゃない。僕の言い分だって聞いてくれても!」

アムロは駄々をこねまくりますが、誰ひとり聞く耳を持ってくれません。

アムロ「・・・僕が一番ガンダムをうまく使えるんだ。一番、一番うまく使えるんだ!」

ラル「うぬぼれるなよ、お前の力で勝ったのではない。ガンダムの性能のおかげで勝ったのだ!」
ラル「フフ、いい度胸だ。だからハモンに気に入られたという訳か。奢らせてもらうよ、アムロ君・・・」

脳内変換されるランバ・ラルの最後のセリフ。

アムロ「・・・僕は、僕はあの人に勝ちたい」

アムロは自分勝手な言い分を叫ぶことをやめました。ランバ・ラルとの戦いを通じて大きく成長したようです。

つづく。

この話は劇場版も含め非常に印象的な1話ですね。アムロは敵にも味方にも「ガンダムの性能が高いおかげだ」という評価しか得られていないことに気づきます。これまでガキっぽかったアムロが考えを改めるようになる大きな転機になるのでしょう。

機動戦士ガンダム 第19話『ランバ・ラル特攻!』 1979/08/11放送



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第18話『灼熱のアッザム・リーダー』 機動戦士ガンダム全話レビュー

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ホワイトベースを脱走したアムロは廃墟と化した市街地にガンダムを横たわらせ、隠れていました。といっても、ガンダムの足跡はそのままですし、一部だけシートをかぶせているだけで上からは丸見えですし、あまりうまく隠れられていない気はします。

突然、空から轟音を上げて何かが飛んできました。ドラクエのスライムのような形をした大きな飛行物体。ジオンのキシリア・ザビ少将とマ・クベ大佐が乗るモビルアーマー「アッザム」がアムロの頭上にやってきたのでした。ちゃんと索敵していれば金属反応などでガンダムが無防備に横たわっていることに気づいたはずですが、迂闊なのでそのまま気づかず通り過ぎていきます。

ホワイトベースのブリッジでは脱走したアムロの処遇について話し合いが行われていました。軍規では脱走者はもれなく死刑になるのですが、今のホワイトベースは正規軍ではないですし、そこまで厳しくはならなさそうです。ただ、何らかの厳しい罰は免れないとは思いますが。翌日、ミライやリュウにも悪いようにはしないと説得され、フラウ・ボゥがバギーに乗ってアムロを探しにいくことになりました。

フラウ・ボゥはガンダムの足跡を辿って、いとも簡単にガンダムを見つけることができました。全然隠れられてないです。フラウ・ボゥはアムロに戻るように説得しますが、アムロはまだふてくされているので聞く耳を持ちません。フラウ・ボゥにも「帰れ」と取り付く島がありません。無闇にガンダムを起動させ、また逃げるつもりです。こんな逃亡の仕方、目立ってしょうがありません。

ガンダムは金属反応をキャッチ。偶然にも鉱山基地を見つけます。さらに、そこの管制塔のような場所でキシリアとマ・クベが会話しているのですが、ガンダムの顔の側面(人間で言う耳の辺り)からマイクを出し、盗聴できてしまいます。見る限り何百メートルも、ヘタすると1キロ以上離れているのにクリアな音質。2人は建物の中にいるというのにこの音質。さすがガンダム、すごい性能です。

マ・クベ「トンあたり2グラム。予想通り良質のソリウム鉱床です。あと五つもこの程度の鉱床を掘り当てれば我が軍は・・・」
キシリア「ソリウムには限りません。連邦には貴重な資源を1グラムたりとも渡してはならないのです。それがこの戦いを勝利に導き、ひいてはその後の支配の確立にもつながるわけだ」
マ・クベ「心得ております」

RX-78-2 GUNDAM

アムロ「やっぱりジオンの採掘基地だ。とうとう見つけたぞ!」

この鉱山にはソリウム鉱床があるのだそうです(ソリウムは架空の金属です) この会話を聞いたアムロはがぜんやる気になります。フラウ・ボゥにホワイトベースに連絡するため戻るように指示します。

フラウ「アムロは?」
アムロ「僕はここに残って偵察を続ける」
フラウ「わかったわ」

フラウ・ボゥはバギーでホワイトベースに向かいます。偵察をすると言っていたアムロでしたが・・・。

アムロ「これだな、レビル将軍がオデッサ・デイで叩こうというジオン軍の鉱山って。ザクは一機も置いてないようだな。これならできる。ガンダムでここを潰せば連邦軍の軍隊が動かなくってすむ。もうブライトさんにもミライさんにも口を出させるもんか」

偵察をやめて、ガンダム1機で攻撃をしかけるようです。この軽率さは1話のジーンを思い出させますね。いきなりのガンダムの奇襲に焦るマ・クベ。基地には砲台やマゼラアタック程度しか配備されていないようで、確かにガンダム1機でもなんとかなっちゃう戦力しかありません。

キシリア「マ・クベ、モビルスーツを前もって発見できなかった失敗、許しがたい」
マ・クベ「・・・キシリア様」

そもそもお忍びとはいえ、自分の上官、少将閣下がお見えになるというのに全くといっていいほど警戒してないんだもんなあ。迂闊にもほどがあります。

キシリア「アッザムの性能テストにはよい機会です。お前がやってみせよ」
マ・クベ「は、キシリア様、必ず」
キシリア「直接連邦軍のモビルスーツを目にするのも、今後の作戦には役に立とう」

まあ、失敗の責任を取らせる意味で仕方ないとはいえ大佐自身に出撃させるとはキシリア閣下もなかなか厳しいです。アッザム発進。冒頭出てきた巨大なスライムのような兵器です。

キシリア「ガルマからのデータより性能は遙かにいいらしいな。マ・クベ、用心してかかれ」
マ・クベ「はっ!」

アッザム

オマエも乗ってるんかーい!(笑) マ・クベ大佐が操縦、キシリア少将が助手席。見る限り部下はなし。超VIPな2人で出撃なんて、部下たちの士気もうなぎ上りでしょう。なんにせよ、キシリア様の積極性には脱帽するしかありません。

マ・クベ「ハハハ、上を取ったぞ! リーダー発射!」

ガンダムの頭上をとったアッザムはカプセルを投下。ガンダムはバルカン砲でこれを破壊しますが、中から大量の謎の粉が降り注ぎます。これ攻撃しないでシカトしてたらどうなってたんだろう? まあ、なんにせよガンダムがまんまと攻撃してくれたので、ガンダムは謎の粉まみれになってしまいました。間髪いれずにアッザムからリーダーというユニットを放出。リーダーからは数十本のワイヤーが射出され、ガンダムをまるで鳥かごのように囲ってしまいました。

その、アッザム・リーダーで作られた鳥かごのようなものに電流が流されます。

アムロ「うわあああっ! 表面温度4000度。さっきの砂みたいなやつのせいか!?」
ガンダム「パイロット及び回路保護の為、全エネルギーの98パーセントを放出中」

謎の粉が謎の効果を発揮し、ガンダムは動けなくなってしまったのでした。というか、ガンダムがしゃべってるー!(笑) キテレツ大百科の「はじめてのチュウ」みたいな変な声でしゃべってるー!

アムロ「98パーセント? それじゃあ動けない!」

キシリア「放熱磁場が弱ってきたようです、早くとどめを」
マ・クベ「了解しました」
ガンダム「攻撃エネルギー低下」
アムロ「動けるな?」

ガンダムが変な声で相手の攻撃エネルギーが低下したことを伝えてくれました。アッザムからの攻撃を間一髪で避けられました。ガンダムがまだ動けることに驚くマ・クベ。ガンダムはビーム・ジャベリンでアッザムに取り付きました。振り落とそうとするマ・クベでしたがガンダムはしがみついています。

キシリア「これまでのようですね。機密保持の為、基地を爆破しなさい」

今まさにガンダムに張り付かれていて大ピンチのはずなのに、なぜかキシリアは基地の爆破を命じます。

マ・クベ「は、しかし、あそこにはまだ兵士どもがおりますが」
キシリア 「構いません。なによりも国家機密が優先します」
マ・クベ「は、承知いたしました」

基地大爆発。

アムロ「あっ! き、基地が、爆破? あっ!」

基地の爆発に気をとられ、ガンダムはアッザムに振り落とされてしまいました。機密保持以前に、ガンダムの気をそらすためだけに爆破したとしか思えませんが・・・。これ、気をとられなかったらキシリアたちは基地も失い、自分たちも倒されるところでしたよ。すごい賭けでした。

アムロ「やった、やったんだ。フフッ、連邦軍が全力で潰そうっていうジオンの基地をやったんだ・・・」

キシリアたちにはまんまと逃げられてしまいましたが、アムロは大きな戦果にご満悦です。アムロは基地に戻り、何かいい情報がないか探します。

アムロ「ここも駄目か。情報回路は見事なくらいみんな破壊してくれた」

あの大爆発で原型をとどめているというのもすごいですが、まあ、データ類は電子的に徹底的に破壊されてしまったようです。アムロは焦げかかっている書類をみつけ、手にしました。

アムロ「あちち。・・・第102採掘基地。第102採掘基地だって? 僕がやったのはたくさんある採掘基地のひとつだったっていうことなのか。レビル将軍が叩こうとしてるのはこんな鉱山じゃないのか? もっとすごい鉱山の事なのか!? ちくしょう!」

まあ、いくらガンダムの性能がいいからといっても、この警備の薄さなどから少しは想像つくと思うんですが、アムロは天才なんだかバカなんだかさっぱりわかりませんね。どっちかというとバカっぽいと思ってしまいますが。

ホワイトベースが破壊された鉱山基地上空へさしかかります。アムロが独断で攻撃をしかけたことでジオンのガードが固くなってしまったことに憂う一行。アムロの勝手な行動が、ますますみんなに迷惑をかけてしまう結果になってしまったのでした。

つづく。

映画版ではバッサリとカットされたアムロ脱走中の身勝手な戦闘でした。それにしても、アムロもですが、キシリアもマ・クベもみんな迂闊としか言いようがありませんね(笑) 双方とももうちょっとなんとかならなかったんでしょうか?(笑)

機動戦士ガンダム 第18話『灼熱のアッザム・リーダー』 1979/08/04放送



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