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第20話『死闘! ホワイト・ベース』 機動戦士ガンダム全話レビュー


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アムロ「あのランバ・ラルって人、必ず攻めてくるよ。ザクやグフがなければなおさらあの人は来るんだ。絶対に」
リュウ「来たら来たでいい。その時はガンダムに乗る。で、お前はどうする?」
アムロ「ホワイトベースを降りてもいいと思っています」
リュウ「本気か?」
アムロ「ええ。いけませんか? どうせみんな気まずくなったんだし

前回、独居房に入れられたアムロは「僕はあの人に勝ちたい」と、考えを改めたかに思えたのですが、まだ腐っていました(笑) ホワイトベース降りたらランバ・ラルに勝てないじゃん。

一方、ブリッジではハヤトやカイがアムロの処遇についてブライトに問いただします。

ハヤト「すいません、アムロの事なんですけど。ブライトさん、彼をはずすつもりないんでしょ?」
ブライト「なぜそう思う?」
ハヤト「独房に入れるって事はアムロの反省をうながしているわけで、つまりあてにしている」
セイラ「そうね」
ミライ「もともとアムロをはずそうと言い出したのはブライトだけど、どうなの?」
ブライト「アムロはガンダムを持ってジオンに逃げたってよかったはずだ。それをしなかったのはなぜかと考えてみたのさ。そしたら・・・」
カイ「望みが持てそうってのかい?」
ブライト「ああ」

とりあえずはブライトの態度は軟化してきているようです。ただ、カイやハヤトはアムロだけ特別扱いされている気がしているようで、おもしろくありません。

ジオン公国軍 ランバ・ラル独立遊撃セット

クランプ「ラル大尉、ドズル閣下からの電文です。マ・クベ閣下から中継していただきました」
ラル「ハモン、いいニュースだ。陸上タイプのモビルスーツ、ドムを3機まわしてくれるそうだ
ハモン「ドム? あの重モビルスーツ?」
ラル「ハモン、移動するぞ。ドムを受け取ったら我々はただちに木馬に攻撃をかける」

前回グフを失ったランバ・ラル隊に吉報が入りました。新型モビルスーツ「ドム」、しかも3機も。これはホワイトベース大ピンチですね。しかし、1人、何か物騒なことを考えている人がいるようです。

マ・クベ「ランバ・ラルはこの辺りの私の鉱山を知りすぎた。キシリア様がジオンを支配する時にこの鉱山は役立つ。実態はギレン様にも知らす訳にはゆかんのだ」
ウラガン「はっ」
マ・クベ「次の手はわかってるな?」

さて、寝ていたリュウがセイラに叩き起こされました。ハヤト、カイ、ハワード、マクシミリアンの4人がホワイトベースを出ていってしまいまったのです。冒頭の、アムロへの待遇に対する不満が爆発してしまったようです。4人のことはリュウがバギーで追いかけることになりましたが、相変わらず人材少ないですよね。というか、アムロといい、こいつらといい、簡単に脱走できる軍艦というのも困ったもんですね。ブリッジから出口をロックできないもんなんでしょうか。

ランバ・ラルはドムの到着を待っていましたが、約束の時間から30分以上過ぎてしまっています。やっと来たかと思えば、マ・クベの部下のウラガンでした。

ランバ・ラル「・・・ド、ドムは届かぬと言うのか?」
ウラガン「は、まことに残念です。我がマ・クベ部隊の援護も間に合わず、中央アジアに入る直前で補給船は撃破されて・・・ドムは・・・」
ラル「いや、このランバ・ラル、たとえ素手でも任務はやり遂げてみせるとマ・クベ殿にはお伝えください」
ウラガン『なるほど、いくさ馬鹿とはこういう男のことを言う・・・』

なんと、ランバ・ラル隊に配備される予定だったドムが輸送中に破壊されてしまったそうです。まあ、これは先ほどマ・クベが考えたランバ・ラルを亡き者にしようとする陰謀で、真っ赤な嘘なわけなんですが。

ハモン「で、どうなさいます?」
ラル「お前の言う通りになったな。補給戦力をあてにせず、元々ゲリラ屋の私の戦法でいこう。どうだ? クランプ」
クランプ「その方が兵どもも喜びます、隊長」

ランバ・ラル隊の戦力はギャロップとザク1機。あとは兵員輸送用の戦車「キュイ」が2両。ギャロップとザクが囮となって、ランバ・ラル隊とクランプ隊がキュイでホワイトベースに肉薄して取り付いて乗っ取る作戦です。まあ、ランバ・ラルたちには知る由もないでしょうが、ホワイトベースでは今まさにカイたちが脱走中ですし、アムロがガンダム勝手に持ち出して脱走できるくらい手薄な状況。出ていくことが簡単なら、入るのも簡単でしょう。内情さえ知っていればヘタにザクなどで接近するよりも、こっそり侵入するのが一番簡単でしょうね(笑) まあ、さすがにそこまで把握できているわけではないので、ザクなどを囮としてその隙に入り込む作戦を立てました。

ランバ・ラル「この風、この肌触りこそ戦争よ!」

リュウはようやく脱走したカイたちに追いつきます。リュウが力づくで説得しようとしますが、あまり効果はなさそうです。その時、作戦を開始したギャロップがホワイトベースのある方向へ走っていくのを目にしました。ホワイトベースのピンチと見て、リュウはホワイトベースへ戻ります。カイたちも少し考え、結局戻ることにしました。仲間のピンチ程度で戻るんなら、何のために脱走を決心したんでしょうね。相変わらずこの人たちの考えはよくわかりません(笑)

ギャロップとザクがホワイトベースに接近、迎撃開始です。セイラがガンダムで出撃することになりました。ブライトはアムロを独房から出して、左舷の機銃を担当するように指示します。まあ、カイやハヤトは脱走中、リュウに連れ戻させに行かせたので、ガンダムに限らずモビルスーツを操縦できる人がセイラくらいしかいない、という状況なので。でも、結局アムロを出すならセイラにガンキャノンあたりで出撃させておいて、アムロが後からガンダムで出撃させる方が理にかなっているような気がしますが。まあ、いいや。

ジオン軍揚兵戦車 キュイ

セイラがザクを仕留めますが、ちょうどそのころランバ・ラルたちのキュイがホワイトベースに接近、兵たちがジェットパックで飛んでホワイトベースに取りつきました。白兵戦です。

機関銃と手榴弾での銃撃戦。ランバ・ラルたちはホワイトベース内に首尾よく侵入しました。狙いはサブブリッジの占領のようです。セイラもガンダムの武器ではホワイトベースを破壊しかねないので手が出せません。とりあえず手でプチプチ潰せばいいのに(笑) とりあえずブライトはセイラとアムロの交代を命じます。

ブライト「ガンダムをセイラとセイラと代われ。第二ブリッジの敵をガンダムで撃退する」
アムロ「どうやって?」
ブライト「ホワイトベースを壊してもだ!」

壊してもいいなら今乗ってるセイラにやらせりゃいいのに。交代させてる時間が惜しいと思います(笑)

ジオン兵「しかし、妙だとは思いませんか? 少年兵ばかりというのはどうも・・・」
ラル「どこも人手不足だからな。開くぞ」

煙幕を張って難なく第二ブリッジに潜入成功です。素人兵相手じゃちょろいもんですね。メインブリッジのコントロール回路を切って、船を完全に乗っ取る計画です。

そこへセイラが何の警戒もせず早足で入ってきました。ランバ・ラルにあっさりと銃口を突き付けられてしまいましたよ。敵がいることくらい予想できるでしょうに。『24』のジャック・バウアーみたいに銃を構えつつ入ってこないと(笑)

セイラさん大ピンチ・・・と思ったんですが、どうもランバ・ラルの様子が変です。

ランバ・ラル「あっ!・・・ひ、姫・・・姫様か?」
セイラ「・・・?」
ランバ・ラル「間違いない、アルテイシア様に違いないな? 私をお忘れか? あなたの父上、ジオン・ダイクン様に御仕えしたジンバ・ラルの息子、ランバ・ラルです!

セイラも思い出したようです。ランバ・ラルに抱き上げられた幼少のセイラ。今とほとんど同じ髪型です。これならランバ・ラルがあっという間に思い出すのも当然。子供の頃と違う髪形だったら撃たれてたかもしれませんね!(笑)

セイラ「・・・アルテイシアと知ってなぜ銃を向けるか!」
ラル「はっ・・・やはり! で、ではなぜ?」
リュウ「セイラ、退け! ぬおーっ!」

銃を撃ちながらリュウが突っ込んできました。ランバ・ラルは左腕を撃たれながらも反撃、リュウの腹を打ち抜きました。
セイラ「ランバ・ラル、退きなさい!」
ラル「ひ、姫様!」
ブライト「アムロ、聞こえるか? 第二ブリッジを占領された。撃破してくれ!」
アムロ「了解!」

第二ブリッジに立てこもったランバ・ラルたちですが、敗北は時間の問題のようです。

ランバ・ラル「お前達は退け。作戦は失敗だ」
ハモン「あなた!」
ランバ・ラル「ハモン、すまぬ。木馬をギャロップで撃破してくれ。ランバ・ラル、戦いの中で戦いを忘れた・・・アルテイシア様が・・・」
ハモン「どうなさったのです?」
ジオン兵「わあっ!」

ガンダムがビームジャベリンで第二ブリッジの壁を破壊し、ラルたちは吹き飛ばされてしまいました。最期と悟ったランバ・ラルはガンダムが空けた壁の方へとヨロヨロと歩いていきます。ブライトやセイラたちもドアをこじ開けて入ってきました。

ランバ・ラル「君達は立派に戦ってきた。だが、兵士の定めがどういうものかよく見ておくんだな」

ラルは手榴弾を抱えて飛び降ります。ガンダムの手の平の上で爆発。ランバ・ラル戦死。

直後、クラウレ・ハモンのギャロップが最後の攻撃を仕掛けますが、ガンダムのビームジャベリンに貫かれ、ギャロップも失ってしまいました。ランバ・ラル亡き後、彼女はこの後どうするのでしょうか。

つづく。

ランバ・ラル、ついに最期となってしまいました。このシーンは劇場版のセリフがかっこいいんですよね。「戦いに敗れるということは、こういうことだー!」って。最期の言葉がちょっと物足らない感じではあります。セイラの過去についてもちょっとずつ明らかになってきましたね。

機動戦士ガンダム 第20話『死闘! ホワイト・ベース』 1979/08/18放送



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